こんにちは。代表弁護士の木野綾子です。
このたび、私の得意分野の1つである労働事件(経営者側)について、
士業/経営者向け教材DVD/CD「東京地裁労働部の元裁判官に聞く 解雇有効・無効の境目」((株)レガシィ)
を制作いたしました。
https://www.legacy-cloud.net/ordinary_products/5170
労働事件の使用者側弁護士として高名な向井欄先生との対談形式で、
古今の興味深い解雇事件判例をセレクトし、
「解雇が有効か無効かの分岐点となったのはどのような点か」
を掘り下げて検討する内容です。
一部ご紹介しますと・・・
*解雇から逆算するようなやり方では、裁判官の気持ちは動かない?
*解雇を避けるための人事制度にもとづく降給は認められる?
*過去の懲戒歴、執拗なセクハラ行為を行っているのに、なぜ解雇無効?
*痴漢行為といえども、一度は機会を与えないといけないのか?
*トイレ休憩を数え、証拠として出すことは、実は逆効果?
対談を通じて、裁判官時代には気づかなかった視点に触れることができ、私自身もとても勉強になりました。
解雇問題については、顧問先からの日ごろの法律相談の中でも非常に多いテーマですので、
これからも何らかの形で皆様に情報発信していきたいと考えております。
【投稿者:木野綾子】